ホームセンター店員時代の仕事内容

ホームセンターの売り場のポップ

ホームセンターの仕事は大変?

私は大学卒業後、社会人になって最初にホームセンターに勤務しましたが、当時の仕事内容について書いてみます。

※私の居た所がこんな会社だったというだけで、どこのホームセンターも同じというわけではありません。

このページに「ホームセンター」で検索して来られる方が多いので、別の運営サイト「仕事・将来の悩みを軽くする方法」にも違った観点からホームセンターで働くことについての記事をUPしました。
よろしければ、そちらも合わせてご覧ください(^^)

入社前は一体どんな部門の担当になるのかとても不安でした。もともとホームセンターで買い物をするのは好きでしたが、扱う商品の中には自分が全く関心がなかった物もたくさんあるからです。

園芸用品(花)やペットのコーナーになったら気が重いなあ、なんて考えていましたが、私は入社してすぐ日用雑貨品のコーナーのサブに付くことになりました。

ただし、一応メインは日用雑貨でも従業員の数が少ないのもあって、それだけやっていればいいというわけにはいきませんでした。

主にやっていた仕事としては、

・担当コーナーの商品発注・ポップ作成や季節に応じての売り場作り

これは、前任者が私が入社して数ヵ月後に辞めた直後に正式担当となってから本格的に開始。

日用品は一番品数が多いので、一人ではどんなに急いでも発注だけで半日以上かかりました。

その店ではポップはほとんど自分で書くことになっており、最初はうまく書けずかなり苦労した覚えがあります。

・入荷商品の検品・商品補充

問屋さんが持ってきた、こまごました定番商品はその場ですべて検品することになっていました。日用雑貨コーナーはとにかく問屋が多いので、検品も時間がかかり大変でした。

商品補充も今どきレジが値段手入力だったため一つ一つに値札を貼らなければならず、かなりの手間でした。

値段が変わった時には張替え作業が地獄。ベタベタ貼ると商品も汚くなるし、腱鞘炎になりそうだし…

・カーペットやビニールクロス・鎖などの切り売り商品のカット

欲しい分だけカットして販売する商品はたくさんあります。

特にビニールクロスは静電気がすごいし、カーペットはとにかく分厚くて重く、また10メートルとかの注文がほとんどなので、引っ張り出してカットするのはホント一苦労。

しかしこれがなぜかよく売れるんだなあ(+_+;)

・洗剤などの贈答品の包装

ホームセンターでも贈答品の包装を頼まれることはよくあります。

私のいた店舗には大型店のようにサービスカウンターに専門の人が居るわけでもなく、頼まれたら全て自分で包装しなければなりませんでした。

包装といえば、花売り場ではお花のラッピングもあります。

・写真現像の受付・合鍵作り・時計の電池やベルト交換

ホームセンターでは定番の作業ですね。

しかし、私は合鍵や電池交換などの方法を習う前に会社を去ることになったのでやり方を学べず、ちょっと残念。

・売れた重い商品の運搬

私の配属店舗はかなり古く、2階建てなのにお客様専用エレベーターというものがなく、重いものを売った時は駐車場まで手で運ぶことも多々ありました。

最初は年配の方や、力のない女性客の為に荷物を階段で1階まで担いで下ろしていたつもりが、いつの間にか力のある男性客まで自分で簡単に持てる荷物を当然のように我々に運ばせるようになっていました。

確かにエレベーターがないので何も言えませんでしたが、全てのお客の荷物をいちいち運んでいられるだけの従業員もいないので体力的にかなりハード、そしてストレスでした。

・接客・レジ作業

販売業の基本ですね。しかし、お客にはいろんなタイプの人が居ますので接客は毎回すんなりとはいきません。そして、これでもかというほど息つく暇なくお客に捕まる(+_+)

レジは金額・部門全て値札シールを見ての手入力タイプだったので、入力ミスや値札はがれ時の値段確認、値札自体の表示ミス、悪質な客の値札張替え詐欺など、数々のトラブルがありました。

なのに、会社はケチってレジをなかなかPOS化しようとしない。バーコードでピッとやるだけなら簡単で不正も防げるのに…

だからレジのアルバイトやパートが定着しないんですよね。平成の世の中、これには毎回ストレスがたまりました。

・入荷商品の倉庫入れ

担当コーナーの日用雑貨はティッシュペーパーやトイレットペーパー、衣類収納ケースなど、とにかく重くてかさばるものも多く、入荷して業務エレベーターで2階に上げたら、それをわざわざ2階売り場の一番奥にある倉庫まで手動で運んで高く積み上げなければなりませんでした。それも売り場の中を突っ切って。

タダでさえ狭い倉庫なのに、毎回100ケース以上が当たり前。おかげでかなり力はつきましたが、毎週入荷日は死にそうでした。普通は1階で売るべきものですよねえ…

・売り物の花の水やり・家具類の組立て

従業員が少ないので、他の部門の手伝いをする事もよくありました。

花売り場担当の人が夕方は忙しくて水がやれないとの事で、日替わりで花の水やりをしたり、またインテリア担当者の手が足りない時には組立て式家具を組んだりすることもありました。(組立ては、結構楽しかった。)

・電話応対

(狭くて汚い)事務所に居る事務員は社員ではなく、年配のパートさん一人。パートなので1日5時間で帰ってしまうし、その人が休みの日には事務員不在となります。

当然電話がかかってくると事務員が居ない時には電話応対もしなければなりません。田舎という土地柄かどうか分かりませんが、これまたやっかいな問い合わせの内容が多く、皆避けてたような気がします。

お昼の休憩時間中に出ようものなら昼食も満足にとれず、その日の休憩は丸つぶれ確実でした。

・閉店後の重苦しい全体会議

月に1度だけでしたが、各店別に必ず全体会議がありました。主な内容は、前年同時期との売り上げ比較や意見の交換会などを(ネチっこくダラダラ)するものです。

閉店後にしか出来ないので、当然始まるのは早くても夜9時過ぎ。会社が用意してくれた仕出し弁当を、妙な沈黙の中4~5分でかき込み、慌しく開始という感じでした。

全体会議なので、一度帰宅したパートさんたちも会議のために夜間再び出社してきました。

・年数回の棚卸し

商品を取扱う以上、棚卸しは避けられません。ただ商品の数を数えるだけならいいのですが、完全たるアナログな会社だったので数量・金額計算は全て手作業。

当然会社で計算している暇はないので、結局自宅に持ち帰り計算機をたたく…

小さい個人の店ならともかく、いい加減、機械で拾ってパソコンで集計に切り替えないのかって感じでした。

・新店舗のオープニング応援

私の居た時期はちょうど新規の大型店出店ラッシュ時期と重なり、オープンする度に何度も応援に廻されました。

応援内容はレジで、POS化されていないため誰でもすぐには扱えないからという理由でした。

っていうか、大型店出してもまだPOS化しないんか~い!完全に終わってますね…

・ローカルCM・テレビ生出演

これは体調を崩していたので結局出演することはありませんでしたが(^^;)、地方の番組では生で出演できたりするものってよくありますよね。

CMはきっちり店内で撮影されました。

・社内キャンペーンのノルマ

小売業という事もあって、年に数回決められた食品や家電製品を大量に買わ(売ら)なければならない時期があり、毎回苦労しました。

わずかばかりのボーナスも実質、これの為にほとんど消えている状態でした(;_;)

・トイレや休憩室(食堂)の掃除・夏場の従業員のためのお茶作り

専門の清掃業者さんなんていません。全部女性従業員で順番にやることになっていました。しかし、ある時期に大量に女性陣が辞めてしまい、順番が廻ってくるサイクルが異常に早く…

会社が休憩室に冷蔵庫を買ってくれなかったので、作ったお茶は店頭の飲料を販売している冷蔵ショーケースの奥で冷やしてました。(お弁当箱まで入れてる人も居たような…)

その後、見かねた同僚が一人暮らし時代に使っていた冷蔵庫を寄付してくれました。ありがたや。(どんな会社なんだ!?)

まあ、はっきりいって飲み物くらい持参するか、自分で買ってほしかったですけどね…

・社長の選挙出馬応援

名前だけで直接運営には関わっていない社長が、地方選挙に出馬することになり、全社員ボランティアで選挙の手伝いをさせられました。

出勤前の早朝にわざわざ職場から遠く離れた選挙事務所まで出向き、道路沿いで通勤途中の人民に旗を振ったり、また公休日には選挙カーに乗って窓からリボン(?)を振りながら「お願いします」と叫んだり、電話帳で選挙区内にある家の電話番号を調べて電話をかけまくったり…

内心、とっても迷惑でした。こういうのホント嫌いなので。しかも自分、選挙区外でした。


以上、私のホームセンターでの経験談でした。しかし、ホームセンターはこれ以外にもまだまだ多くの仕事があります。木材カットとか各種商品の見積もり、衣類や生鮮食品の販売、花の買い付けなど。

私はストレスに冒され、2年半でリタイアしてしまったのでごく一部の仕事しか携わっていませんし、また仕事自体そんな難しいものではありませんがホームセンターは決して楽ではない商売だと思います。

特に私のいた会社は従業員も少ない上、とにかく無理が多すぎでした。あまりに大変で、私は1年も経たないうちに10kg以上痩せました。まあ、これは会社にもよりますけどね(^_^;)

同じホームセンターでも、会社選びを間違えるとこんなことになるかもしれないので、実際の店内の様子や企業口コミサイトなどで事前によくチェックしておきましょう!

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