業務請負会社時代の職場環境

請負労働者が働く街

業務請負は賃金激安・不安定!?

ここでは、私が新卒入社したホームセンターを退社した後、行くあてもなく仕方なく再就職した業務請負会社での職場環境について書いてみます。

(注)私の居た所がこんな会社だったというだけで、どこの請負会社も同じというわけではありません。

いくら不景気でも「仕事なんてどうにかなるさ」と甘く考えていた私。

求人情報の仕事内容だけを見て、これなら私でも出来るだろうという浅はかな考えで次に勤めた会社は、その会社がやっているのではなく実際は外部の複数の企業から仕事を委託されているだけの業務請負会社でした。

※ここで言う業務請負会社とは、「○○関係の業務なら、低コストで何でも代行します」といった感じの、あまり知識を必要としない単純労働メインの会社です。

職場環境

・親族関係の人がゾロゾロ

完全にバブル期に調子に乗って設立したであろう、個人経営の会社なので仕方ありませんが、社長の親族が中心に動いており、しかも互いに仲があまりよくなく一体誰の指示に従えばいいのか混乱することも多々ありました。

しかも揃ってあまり学はなさそうで、それぞれが気分次第で自分勝手なことばかり。

・下に見られてしまう

請負会社ゆえ取引先からは上から目線に見られ、単なる便利屋扱いでナメられている感じがしました。

まあ、確かにそれほど頭使わなくてもいい業界だけど…しかし、請負業者の扱われ方なんてこんなものなのね。

・仕事が安定しない

複数の企業からの委託を受けて経営しているため、入社前に聞いていた仕事内容がころころ変わりました。

変化があっていいと思えばそれで済みますが、やっぱり何でも屋状態というのはどこか悲しいです。

「嫌なら辞めればいいよ、替わりはいくらでもいるから」ってことでしょうね。

・収入が安定しない

ほとんど請負がメインの会社なので、仕事した分しか給料はもらえませんでした。したがっていくら社員であっても時給制。

仕事がなくて暇な時期、GWや年末年始に長期連休があった時は、給料明細を見るのが怖い…

たとえ安い残業代しか出なくても、繁忙期にお金の為に進んで深夜まで残業をしている自分が惨めに思えました。

低時給労働者は、とにかく長時間働かなければまともな収入にならないんです。

・計画性のない事業拡大

事前調査もしないままどんどん規模を広げようとする経営陣。綿密な計画を立てていないのでトラブルの連続。

周囲の信用は失うわ、仕事を引き受けた数ヵ月後に取引先が倒産して夜逃げされるわ…

やりたいだけやって、一番迷惑を被るのは従業員というのが分かってない。

・従業員同士の会話内容が悲しい

特に一緒に同じ仕事をしていた者同士の会話は皆、おバカ経営陣の文句、次の就職先を探す話、貧乏(?)自慢が主流…

本当は誰だってこんな話したくないんですが、ついつい。

・毎日のように面接者が…

当然こんな会社で長く勤めようと思う者は少なく、絶えず人が入れ替わってました。

しかし、こんな会社にも毎日新たに面接に来る人がいるんですね。やっぱりそれだけ他にいい仕事がなかったってことでしょうか。

・仕事が出来る人ほど損をする

同じ仕事内容でも人によって能力はやっぱり違うもの。しかし時給の差はなく、給料は労働時間で決まってしまう…

わざとダラダラ無駄な残業をしている者より、手際がよく早く終えた人の方が給料安くなるってどういうこと?

納得いきませんね~。バカバカしくてやる気がなくなってしまいました(- -)


以上、私の業務請負会社での経験談でした。入社してから業務請負というのがどんなものかようやく理解できた感じです。

テレビなどで請負労働者の生活が取り上げられているのを見ても、業務請負という仕事はあまりいいイメージがありません。まるで使い捨ての奴隷のように安い賃金で雇われているだけです。

中には待遇がいい所もあるのかもしれませんが、請負会社はどうしても就職先が見つからなかった時の最終手段にした方が賢いと思われます(^^;)