大手企業に転職するのが正解とは限らない

大手企業の高層ビル

大手企業で定年まで…は昔の話!?

大手企業に転職したいと考えている方も多いようですが、あなたは大手企業派ですか?

新卒学生の就職活動からも見て取れるように、大手有名企業を志望する傾向は今も昔も変わらないようですが、私のように大手に転職して失敗する場合もあります(^^;)

景気が不安定な昨今、最初に何が何でもいいところに入り、定年までしがみつきたいと考える若者も増加しているそうです。

収入が安定していて失業の心配のいらない公務員関係も、まだまだ人気ですね!

転職を希望する者にとっても大手は魅力がありますし、実際私も中小企業で不満なことばかりだったため、大手企業に転職したことがあります。

大手企業であればとりあえず経営は安定していて年収や待遇もそれなりによいイメージがあり、人に勤務先を聞かれても恥ずかしくないというメリットもあります。

確かに一昔前まではそうだったかもしれません。

というのも、今はどんなに大手有名企業であっても、数年後にどうなっているかは予測がつかなくなってきているからです。

誰しも、有名な老舗企業が倒産といったニュースを見て驚いたという経験は、少なからずあるはずです。

大体そういう企業に限って数年前には大幅な黒字を出していたりして、一見倒産とは程遠い印象でも、倒産する時は倒産してしまうんです。

経営状況が悪くなれば、大手企業であるほど経営再建のために

・大胆なリストラ(希望退職者の募集)
・サービス残業(恒常化)
・正社員雇用を控え、人材を派遣や契約社員などの非正規雇用者に切り替える
・賃金の安い海外に事業を移す(国内拠点の閉鎖)

といった政策を進める傾向があります。

私が以前勤務していた企業は誰もが知っているであろう大手企業のグループ会社ではありますが、在籍した事業所には約90名の従業員がいました。

しかし、そのうち正社員は全体の1割もいませんでした(^^;)

あとの9割近くはすべて契約社員・派遣社員とスポット派遣(いわゆる日雇い)の人たちです。

しかも直接雇用の契約社員であっても給与は時給制(しかも派遣より低い!)で、賞与制度はありませんでした。

出るのは通勤と残業手当のみで、長年どんなに真面目に頑張ってもまず昇給は望めません。

また正社員自体の給与水準が低いこともあって、時給も下手したらその辺の中小企業のパート労働者やアルバイトより低いといった具合です(+_+)

正社員も基本給が安いので、残業代は満額付くのと本社勤務でないのをいいことに毎日必要以上に生活残業していました…

(※生活残業とは、わざと残業して残業代を稼ぐ行為)

非正規社員の中にも毎日1分でも多く残業代を稼ごうと、どうでもいい仕事を作ってダラダラ時間稼ぎする見苦しい人もいました(^^;)

また契約社員は滅多に切られることはありませんでしたが、時給の高い派遣社員の派遣切りは平気で行われていました。

あくまでその企業の水準が低かっただけかもしれませんが、大手企業だからといって過剰な期待はしない方がいいということです。

それから人材不足は派遣で補うことも容易なため(つまり替わりはいくらでも居るということ)職種等によっては正社員であっても単なる歯車にしか思われていないこともあります。

それくらいなら、優良中堅企業に正社員として転職した方が正解かもしれませんね!

個人的に、自分で責任を持ってのびのびと働きたい方は、比較的自由度の高い中小企業の方が向いていると思います。

大手企業が悪いわけではありませんが、「大手企業に転職して失敗した…」とならないよう、知名度やイメージだけで選ばないように気を付けましょう!

別記事で大企業で働くメリット・デメリットも書き出してみましたので、よろしければそちらも参考にしてみてください。