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大企業への新卒入社を目指して就活をしている学生の中には、数十社、あるいは百社を超えてもお祈り(いわゆる不採用通知の最後の決まり文句)されつづけ、大手はあきらめてとりあえずどこでもいいから就職する人、就職浪人するくらいならわざと留年するなんて人もいるそうです。

新卒という肩書きのためだけに留年すれば学費も余分にかかりますし、とにかく新卒で大企業に正社員で就職できなかったら未来がないという現状を生み出している今の社会が残念です。

学校を卒業してしまえば学生という肩書きもなくなりただの「無職」ですし、それくらいならとにかく仕事を選ばす適当に就職するのも悪いことではありません。

しかしそれが本当にやりたい仕事でなかったら、いずれ方向転換したくなる時がやってきます。

できるなら、大企業でなくてもやりたいことができる中小企業に就職して実務を積んでから大企業に挑戦するのが理想です。

中途採用は即戦力の実務経験者を求められることが多いからです。

しかし、社会人経験があっても実務経験がないと採用してもらえなかったり、また経験豊富でも年齢で弾かれてしまうのは残酷です。

確かに実務未経験で、しかもある程度の年齢になった人は扱いづらいのはわかります。

しかしこれだけ就職難民を出し、1度や2度の転職も当たり前になっている時代に新卒者にしか門戸を開放しないというのはいかがなものかと思います。

不況で職を失った人、新卒での就職に失敗しフリーターにならざるを得なかった人たちの中にも優秀な人材はたくさんいます。

新卒の一斉採用・教育制度があるのなら、未経験者での中途採用も年に1~2回は新卒採用並みに実施してもらいたいものです。

特に近年は、定年になってもまだまだ元気なので延長して現役で働き続ける人が見受けられます。

こういった人が増えると仕事を求めている人の雇用を奪うのではないかと言われています。

働くのは結構ですが、第一線は退いてもらって中途採用者の教育係として活躍してもらうようにすれば、未経験者の中途採用制度の充実にも繋がるのではないかと思います。

つまり不況という空白期間に大量に生み出された、希望してもまともな職に就けなった人々、低収入で結婚もあきらめてしまった非正規雇用のワーキングプアなど、これからの世代が無情に年齢を重ねるだけで育っていないことの責任を取ってほしいということです。

バブル景気の頃とまでいかなくても、一日も早く経済の活気を取り戻してこのサイトが「こんな不遇の時代もあったね」と懐かしむ内容になるのが私の望みです。